やりたい事をやって充実した日々を手に入れる。【時間管理のマトリクス×バレットジャーナル】
おはようございます!ライフオーガナイザーの吉田直子です。
みなさんは、日々の時間の使い方に満足していますか?
私自身は、TODO=「やるべきこと」はできているけれど、「やりたいこと」になかなか着手できない日々を送っています。
■タスクやスケジュールの管理方法
タスクやスケジュールの管理にはさまざまな方法がありますよね。
実は私、手帳を上手く使いこなせた経験がありません。 なぜなら、手帳に書き込む時間すら確保することができなかったからです。
そのため、タスクもスケジュールも「やりたいこと」もすべてスマホのカレンダーに書き込んでいました。 そうすると、TODO=「やるべきこと」と「やりたいこと」とスケジュールの境界線が曖昧になってしまい、 結局は「やるべきこと」とスケジュールしかこなせないという事態に・・・。

■重要度が高いが緊急度が低いタスク
「緊急度と重要度のマトリクス」という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。
「緊急度と重要度のマトリクス」とは、スティーブン・R・コヴィー氏が考案したタスク管理法。 下の図のBにあたる「重要度が高いが緊急度が低いタスク」は、将来への価値を生む重要なものといわれています。

急ではないためにどうしても後回しにされがちですが、この領域のタスクを後回しにして緊急度の高いタスクにばかりに気を取られていると、時間ばかりが過ぎていってしまう。そう、まさに「やりたいことができない」という状態に陥ってしまうのです。
だからこそこのマトリクスに従って書き出し、意識的にBの領域に取り組んでいくことで“やりたいことがやれている”という充実感にもつながり、心身の健康を保つことができそうだとも感じます。
■バレットジャーナル
ところでみなさんは「バレットジャーナル」をご存じでしょうか?
「バレットジャーナル」とは、アメリカ人のデジタル製品デザイナーであるライダー・キャロル氏が考案した手帳術のこと。
バレットジャーナルでは、バレット(英語で中点・のこと)を使い、「月の予定、週の予定、日の予定」などを箇条書きにして記録します。
またスケジュールやタスクだけでなく、アイデアや目標、夢も箇条書きにしていきます。
日々の「やるべきこと」やスケジュールに忙殺されがちな私ですが、自分の字で目標や夢を書くことで、それを叶える意識が強くなりそう!
本来のバレットジャーナルでは、以下のように書くべき内容や記述方法が決まっています。
〈書くべき内容〉
- INDEX
目次にあたるもの。 - FUTURE LOG
半年から1年分のイベントや目標など、大まかな予定が見渡せる年間カレンダー。 - MONTHLY LOG
1か月分の予定を書き込み月間カレンダー。その月の予定や先月できなかったことを書く。 - DAILY LOG
1日の予定やタスクを書く。
〈記述方法〉
バレットジャーナルは、箇条書きで素早く簡潔に書くことを大事にしています。
そのため、次のようにKEYと呼ばれるバレット(・)などの記号を使います。
- 「・」:タスク(当日のTo doなど)
- 「○」:イベント(誕生日など)
- 「―」:メモ書き(思いついたこと、情報など)
- 「*」:重要(とくに重要なイベントなど)
- 「!」:アイデア(ひらめきや今後のためのアイデア)
また、完了したタスクや先送りにするタスクには以下の記号を使います。
- 「×」:完了タスク
- 「>」:次の日に移動したタスク
- 「<」:未来の予定に入れたタスク
■超簡易的!私流バレットジャーナルに挑戦
先述したような方法で書くバレットジャーナルですが、今まで手帳を使いこなせたことがない私にとっては、正直ハードルが高い。
そのため、超簡易的なバレットジャーナルに挑戦することにしました。
まず月ごとの目標や、「緊急度と重要度のマトリクス」のBにあたる「やりたいこと」を書き出します。

次に、数字で優先順位を書きます。

①から取り掛かって、完了したものには「×」を、終わらずに翌月に繰り越すものには「>」を付けて管理していく予定です。
これぐらいなら、手帳を使いこなせたことがない私でも続けられそう!
引き続き、日々のTODOやスケジュールは今まで通りスマホのカレンダーに書き込んでいます。
挑戦を始めたばかりの「私流バレットジャーナル」ですが、習慣化して楽しい毎日と人生を送りたいなと思っています。
みなさんもぜひ、ご自身に合ったタスクやスケジュール、「やりたいこと」の管理方法を見つけてみてくださいね。
バレットジャーナルについては、KOKUYO MAGAZINEを参考にしました。
もっと時間を上手に使いたい!というかたは、こちらも参考に。


