お出かけ美人はバッグのお手入れ上手!素材別、簡単お手入れ術をお伝えします。
おはようございます、鈴木裕子です。
新年度がスタートし、フレッシュな気分で外出する機会が増えたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな時に手にするバッグが汚れていたり、傷んでいたりしたら、折角のおしゃれがくすんでしまいそう。
逆に、バッグが清潔で艶めいていたら、持っているだけで笑顔になれると思いませんか?
本日は、お手持ちのバッグのお手入れから始める、お出かけ美人への第一歩をお伝えします!
■毎日の必需品、エコバッグは除菌最優先
すっかり暮らしに定着したエコバッグ。食品や日用品などを運ぶエコバッグは、清潔に使いたいもの。
忙しさについ放っておきがちなエコバッグですが、野菜に付いた土やお肉やお魚のドリップ、お惣菜から滲み出た汁、サッカー台の汚れなど、気を付けていても何かしらの汚れが付きがちです。
付いた汚れはしみになるだけでなく、ニオイや菌の繁殖に繋がるので使うたびにお手入れ出来るよう、こんな方法を取り入れてます。
【洗えるエコバッグの場合】
①エコバッグの外側をアルコール除菌スプレーとキッチンタオルで拭いた後、裏返しにして、中も拭きます。

②週に一度は洗濯機で洗います。
【洗えないエコバッグの場合】
①エコバッグの外側をアルコール除菌スプレーとキッチンタオルで拭いた後、裏返しにして、中も拭きます。
②洗えないので、持ち手やポケット、ジッパー部分もしっかり拭きます。
②厚手で乾きにくいので、吊り下げてしっかり乾燥させます。

毎回のお手入れは一見面倒に見えますが、キッチンタオルでの拭き取りなら洗う手間もないので、ズボラな私でも習慣化出来ていますよ。
■帆布バッグの失敗なし洗濯術
様々なシーンで使い勝手のよい帆布バッグは、持ち歩くことが多い分、汚れやすいのが難点です。
そして、自宅で洗うことを推奨されていない場合が多いので、どうすれば良いのか悩みがちなアイテムでもありますよね。

でも、私は自己責任でゴシゴシ洗っています!あくまでも、自己責任ですが(笑)。
【洗い方】
①汚れの気になる箇所を濡らしてから、固形石鹸で軽くこすります。

②ブラシで汚れを掻き出します。
③石鹸をつけた箇所を十分に洗い流します。
④バッグ全体の汚れを落とすために、オキシクリーンを泡立てた洗い桶にバッグを浸します。
⑤浮いてくるので、落し蓋がわりに洗濯ネットを被せてオキシクリーン液にしっかり浸します。

⑥1時間ほどしたら、シャワーで十分に洗い流します。
⑦型崩れ防止と脱水効果を高めるためにバスタオルでバッグを包んでから、洗濯機の脱水を3分かけます。
⑧しわ防止に、バッグの中に重し代わりのドリンクを入れながら、日陰で十分に乾かします。

⑨完全に乾いたら、汚れ防止も兼ねての防水スプレーをかけて完成!
ポイントは、石鹸をよく落とすこと。
白いスニーカーを洗った後に、黄ばみが発生したことはありませんか?あれは、スニーカーに残ったアルカリ性の石鹸が紫外線に反応して変色するそう。ですので、石鹸が残らないよう、念入りに洗い流します。
見てください! 汚れがちな底が、こんなに綺麗になりましたよ!

持ち手が革製のものや、二色使いの帆布バッグは色落ちなどの心配がありますので、ご注意くださいね。
■合皮製バッグを長持ちさせるには
軽くて丈夫な合成皮革のバッグ。気軽に扱いやすいので、ついついラフに保管していたら、バッグどうしが密着し、色移りしてしまった経験が。
それ以降は、バッグ同士の間に不織布を挟んで並べるように気をつけています。

色移りした際に、バッグメーカーに問い合わせし、お手入れ法を教えていただいたのでご紹介しますね。
【汚れの落とし方】
- おしゃれ着用洗剤(中性洗剤)を用意します。
- 30度ぐらいのお湯500mlに、洗剤10mlを溶かします。
- 洗剤液を付けた柔らかな布で、強くこすらないように拭き取ります。
- 硬く絞った柔らかな布で水拭きをし、乾いた柔らかな布で乾拭きをします。
- しっかり乾燥させてから、保護クリームを薄く塗ります。
劣化しやすい合皮バッグですが、保護クリームを塗ることでバッグ表面の割れなどを予防することができるそうです。
■本革バッグに必要なのは潤いです
本革のバッグは、使っているうちに細かいシワやひび割れができますよね。本革は、人間のお肌と同じように、お手入れをしないで放置してしまうと、表面に潤いがなくなってカサカサの状態になってしまいます。
シワやひび割れを防ぐためには、定期的なケアで革に栄養分を補給することが大切! 本革もお肌も、お手入れのポイントは似ていますね!
【お手入れ方法】
- 柔らかい布やブラシで埃や汚れを落とします。《使う度に実施》
- 汚れが気になる場合は本革用のクリーナーを使います。《汚れが目立つ時》
- クリーナーが乾いてから、本革用のクリームで保湿します。《月に一回程度》
- 少し置いてなじませ、最後に柔らかく清潔な布で乾拭きをします。
保湿用のクリームは、ゆるいオイル系だと塗りすぎてシミになりやすいので、少量を取りやすく手早く塗りやすいシアバターのクリームを使っています。

クリーナーや保湿用クリームを使うのは正直手間に感じますが、毎日お風呂に入って体や顔を洗うように、使うたびに柔らかな布で拭くようにすれば、クリーナーを使う手間が減るのでオススメです。
私は、玄関に布を置いて、帰宅後ささっと拭くようにしています。 毎回の拭く習慣と月に一回のクリーム保湿なら、手軽にできますよね!
エコバッグから本革バッグまで、無理なく続けられるお手入れ法や汚れの落とし方をお伝えしました。
気に入って手に入れたバッグ、さっと出来るお手入れで出来るだけ長く手元に置いておきたいですね。
始まりの4月、ピカピカのバッグがみなさまの新生活を彩りますように!
毎日が快適にちょっと素敵な日々になりますように!

鈴木 裕子
「暮らしをスリムにする仕組みづくり」で、毎日自分にゆとりをもたらすサポートが得意。
プチプラを中心とした着こなしは、誰でも取り入れやすく、スタイルアップして見えると人気!
ブログ:くらしスリム

