来シーズンもすぐ着られる!お気に入りのための衣替えのコツ
おはようございます、鈴木裕子です。
日に日に暖かさが増してきて、もうすぐ半袖の季節です。そうなると必要なのが衣替え。でも、かさばるコートやデリケートなニットなどをしまうのは面倒だなあと感じる方も多いのではないでしょうか。
今日は、また巡ってくる冬にお気に入りの洋服を気持ちよく着られるように、私が実践しているちょっとしたコツをお伝えしたいと思います。
■先ずは全部出して分ける
以前の私は、衣替えは「オフシーズンのものをいかに上手にしまい込むか」と考えていました。でもそれでは、オンシーズンになった時に、それほど着たいとは思わない洋服がたくさんあってコーディネートに悩んだり、着ようと思った洋服がシワシワになっていたりと、頑張ったはずの衣替えが結局は無駄になっていました。
そこでまず、次のシーズンのために保管をするべき洋服を選ぶことから始めました。秋冬の衣類を全部出して『分類』します。
全部出すのは大変ですが、何をどれだけ持っていたのかを把握でき、また一つ一つを手に取ることで、シミや傷みにも気づくことができます。

下記の4つに分類しました。
- お気に入りでよく着て、次の秋冬も着たいもの
- この秋冬は着なかったけど、セレモニーなどで必要なもの
- お気に入りではないけど、あれば便利で手放すほどでもないもの
- 着心地がいまいちなもの/サイズが合わないもの/傷んだりのびたりしたもの
①と②は、次の秋冬にも必要な物なので残します。
③お気に入りではないけど、あれば便利で手放すほどでもないもの
お気に入りではないものの、手放すか悩んでしまう洋服。これは、①②とは別に、迷い箱を作って保管しておきます。クリアボックスなどのその存在がわかるものに入れるのがポイントです。
見える場所に、入れた日付または保管期限を貼っておくといいですね。
③の洋服は、次のシーズンにはクローゼットには戻しません。次のシーズンに思い出すことがなく着ることもなかったら、必要はなかったんだなということで手放します。
④着心地がいまいちなもの/サイズが合わないもの/傷んだりのびたりしたもの
これらは、もう自分には必要がないので手放します。
また、朝の着替えで一度袖を通したのになんだかなと脱いだことが何度もあるアイテムも、それを着て出かけることはもうないはず!手放し時期です!
分類したことで、次のシーズンに必要で残す洋服がわかりましたね。
■毛玉は取っておく
さて、分類した洋服をしまう前に一仕事です。
頻繁に身につけたニットやウールのパンツに毛玉はありませんか?
次のシーズンに手にするお気に入りの洋服が気持ちよく着られるよう、毛玉は取っておきます。
私は、テスコムの毛玉クリーナー<KD778-H>を使っています。

コンセントに挿して使う交流式なので、パワーが強く軽く当てるだけで毛玉が取れるんです。
ただ、毛玉を取る=洋服の生地を減らしている、ということなので、洋服の風合いを損ねない程度に毛玉だけを優しく取るようにするといいですね。
■しまい洗いをする
しまう前にもう一仕事、「しまい洗い」をします。
冬の衣類は、着る度には洗わなかったりしますよね。汗や汚れが残っていると、変色や虫食いの原因になってしまうので、しっかり洗ってからしまいます。
ただ、2016年から変更になった洗濯表示マークは、完全記号化されたので読み解くのが難しいですよね。

デリケートな冬物衣類が縮んだりすることがないよう、私は消費者庁のHPや専用のアプリでチェックしていて、マークに慣れてきた今は、次の3つをおさえています。
- 洗い桶に数字のある記号は、洗濯機でその数字を限度とした温度で洗濯が可能
- 洗い桶に手のイラストのある記号は、手洗いが可能
- ○で表記されている記号は、クリーニングが可能
湿度の低い日を選んで洗濯し、雑菌が残らないようしっかり乾燥させてからしまいます。
■シワになりにくいニットのしまい方
かける収納では伸びるのが心配なニット類は、畳んで保管しますよね。ただ、柔らかなニットでも畳む回数の多いショップ風の畳み方で保管すると、袖や身頃にたたみじわができてしまいます。
そこで、できるだけたたむ回数を減らして洋服への負担を減らします。
シワがないよう平らにし、袖をアームホールで内側に折って、ラップの芯を中心に置き、半分に折り畳みます。

たったこれだけ!
このまま、幅の広い引き出しにしまえば、次のシーズンにシワなしで着られますよ。
■クリーニングの保管サービスを利用してみる
- 洋服の収納スペースが足りない
- クリーニング店への持ち運びが重くて大変
- 引き取ってからクローゼットへ戻すのが面倒
そんな方は、宅配クリーニングの保管サービスを利用するという手があります。
この春、私も初めて利用してみました!
収納スペースはあるのですが、湿気や温度や虫食いを気にしながら家に保管するよりも、しっかりとした環境で保管をしてもらう方が楽だなと思ったからです。
保管サービスは、届いたランドリーバッグに冬物衣類を詰めて自宅に集荷に来てもらうだけと、とても楽ちん!

アウター5点を含めた10点を預けたので、クローゼットのポールの40cm分以上が空きました。
届け日を厚手の衣類が必要になる10月下旬にしたので、それまでのシーズンの洋服の出し入れがしやすく使いやすいクローゼットになりました。
衣替えは、自分に必要な洋服だけが揃うクローゼット作りの絶好の機会です。やみくもにしまいこまないで、衣替えの度に必要な洋服だけを選び抜いて行けば余計な洋服はなくなり、どんどん衣替えは楽になっていきます。
選び抜いた洋服を大事に管理して、次のシーズンも気持ちよくおしゃれを楽しみたいですね。
毎日が快適に、ちょっと素敵な日々になりますように!
次回は4月30日、【エコバックの置き場所と持ち忘れ防止にオススメな定位置は!?】をお届けいたします。2020年7月から本格的にレジ袋有料化が始めりますね。もうエコバックをお使いの方も多いのではないでしょうか。お会計の際の「バッグ忘れた!」をなくすための収納のコツをご紹介いたします。
お楽しみに!

鈴木 裕子
「暮らしをスリムにする仕組みづくり」で、毎日自分にゆとりをもたらすサポートが得意。
プチプラを中心とした着こなしは、誰でも取り入れやすく、スタイルアップして見えると人気!
ブログ:くらしスリム

