中学生の教科書とプリントが多すぎる!ざっくりさん向けの無くさない収納法とは?
おはようございます、鈴木裕子です。
いつもの道沿いに、柔らかな春の花々の香りを感じる今日この頃。もうすぐ進学進級の季節ですね!そして、年度始めは教科書の入れ替え時でもあります。
現在中学3年生の我が家の娘は入学当時、小学生のその何倍にも増えた教科書や教材にパンク状態!収納も管理もうまくいかず、度々床に教科書類が散乱していた経験がありました。
さらに昨年からは自宅でのリモート学習が増え、そのための大量の紙ものを管理する必要も生じました。
自分のことは自分で解決して欲しい中学生、さらに親に干渉されることをそうは望まない年頃とは言え、イレギュラーなプリントの管理も含め、親としてはできるだけ快適な学習環境を作ってあげたいもの。
そこで本日は、中学生の自立をさりげなくサポートする教科書関連収納の一例をご紹介します。
Contents
■小学生との違いは?
教科書にノート、それに加えてドリルにドリル用のノートでワンセットと分かりやすかった小学生。
中学になると、教科によってはサブテキストや問題集に辞書も追加になり、娘の場合は英語だけで8種もあります。

さらにそれぞれが分厚くなり、教科書は1cm以上の厚さ。 全教科合わせても30cmの収納スペースで十分だった小学生とは違い、学校関連だけで60cm以上の幅は必要です。
そして、各教科で日々配布されるプリントを合わせると、もう考えたくなくなる量です。
■ダイニング学習、まず確保したいのは一時置きのスペース
我が家の子どもたちは、リビングダイニング学習です。目が届きやすいというメリットがあるリビング学習法ですが、散らかりやすく、雑然とした見た目になりやすいというデメリットもあります。
小学生の物量と内容なら、親がさっと片づけてしまえば見た目のリセットが簡単に可能でした。しかし、中学生となると、物量が増える上に教科によって管理法や保管期限が違ってくるので、親の判断だけで触わるのはトラブルの元!
そこで、ダイニングテーブル上に放置されがちな教科書類の一時置きダ確保しました。

このスペースがあれば、時間割を揃えた後にプリントポイ置きで登校されても、食事で勉強が中断になっても、瞬時にダイニングテーブルからの移動が可能です。

テーブル上の消しゴムのカスを掃除さえしてくれれば、食事を並べる私には問題がなくストレスフリーになりました!
■見映えよりも断然出し入れのしやすさ重視
ダイニングテーブル傍にある教科書収納のオープンな棚。
家族のパブリックスペースに置いてあるので、できればスッキリ整然とした見た目であって欲しいのが本音です。
しかし、日々多くの教科書類を出し入れするので、見た目の良さは二の次!娘が勉強しやすく、出し入れがラクであることが最優先です。
学校に置き勉が可能な教科書もあると思いますが、教科ごとにグルーピングして収納するのがやはり便利で分かりやすいですよね。

そこで取り入れたのが、前に立ち上がりのない丸見えなファイルボックス。

立ち上がりのあるファイルボックスと比較すると分かりやすのですが、立ち上がりがあると、出し入れ時に毎回手前に引き出す手間が生じます。

立ち上がりがなければ、この無駄なワンアクションが不要です。
私の見た目の快適さは、これから先いつでも手に入れられるもの。今は娘の勉強のしやすさ重視です。
さらに、ファイルボックス選びで気をつけたいのが幅と強度。

ぎゅうぎゅうでゆとりのない幅では、取り出すことはできても戻すことが途端に億劫になってしまいます。 また、ものによっては教科書の重みでファイルボックスがたわんでしまう場合も。
新学期に慌てて購入するよりも、家に置く教科書類の数量が定まってからお子さんに合う収納用品を探すことをおすすめします。
■プリントは紛失さえしなければなんとかなる!
中学生、やたらとプリント類が増えます。 授業の資料であったり、小テスト、課題、後々提出が必要なものと様々です。
しかしこれらは、教科書やノートに挟みがちで無くしがち。印刷面を中表に折りたたんでしまうと、もはや視界にも入ってきません。
そこで、娘には見られたら困るテスト以外は外側に折りたたむように伝えてきました。
そして、教科ごとにクリアファイルに入れると分かりやすいのではと思うのですが、そこまでの必要がないという娘は一つのファイルにまとめて収納です。

お気に入りのファイルに入れさえすれば紛失することがないので、娘にはざっくりな管理がラクで合うようです。
■投げ入れるだけのプリント管理
クリアファイルのプリント、気づくとクリアファイルの形状が変わるぐらいパンパンになっています。 そこまで溜め込むと、必要なプリントをすぐには探しにくいですし、通学リュックの重量にも関わってきます。
そこで、週末のクリアファイルのリセットを習慣化しました。 継続して翌週にも使いそうなプリントは戻し、使わないプリントは教科書収納棚の横に置いたボックスに入れるだけ。

全教科をごちゃまぜにすると後で探す時が大変なので、ボックス内に仕切り板を置いて、主要5教科の分別だけはしています。

教科名のラベリングを勧めましたが、娘は英国数理社の順が頭にあるので不要とのこと。ラベリングがあるとざわっと感じるそう!
ボックス内の見直しは頻繁にはしていない様子ですが、プリントが必要となった時はクリアファイルかボックスを見れば見つけられるので、提出時に慌てて探すということもありません。
提出物を期限までに出せたかどうかが成績に影響することもあるので、「プリントがなーい(涙)」という惨事は避けられています。
自分で明日の準備ができれば万々歳だった小学1年生の教科書収納とは違い、中学生に求められるのは、数多くある教科書類と膨大なプリント類を管理するスキルです。
中学校に入学したばかりの春は、新しい友だち、新しいルール、一気に難しくなる授業、初めての部活動と、頭も心も体もいっぱいいっぱいです。
学校での様子は見ることができませんが、家庭内での困りごとは少し気にかけてサポートできるといいですね。
毎日が快適に、ちょっと素敵な日々になりますように!

鈴木 裕子
「暮らしをスリムにする仕組みづくり」で、毎日自分にゆとりをもたらすサポートが得意。
プチプラを中心とした着こなしは、誰でも取り入れやすく、スタイルアップして見えると人気!
ブログ:くらしスリム

