帰宅後はストレスフリー! 『やることボード』で親子のイライラにサヨウナラ
おはようございます、川井未来です。
「ほらー!!ランドセルこんなところに置いておかないで!!」
「靴下は脱ぎっぱなしにしない!!」
「宿題終わったの?」
「食べ終わったら、お皿運んで!!」
「明日の用意はした?時間割は?給食セットは?」
あまりガミガミ言いたくないけれど、子どもがあまりにもやらなさ過ぎて、心配になり、ついつい口をだしてしまう・・・そんな経験ありませんか? 帰宅後、子どもにやってもらいたい事って、結構たくさんありますよね。
そこで今日は、我が家で取り入れている 、子どもが自分で動く!イライラしない仕組み作りをお伝えします。

その1:やってほしい事をリストアップ
まず、子どもに家に帰ってきてから、やってほしい事をリストアップします。
我が家の場合は・・・・
- ランドセルをしまう
- 給食セットを出す
- プリント、連絡帳を出す
- 水筒を出す
- 脱いだ靴下を洗濯に出す
- 宿題
- 音読
- ご飯
- 食べた食器をキッチンに持っていく
- 歯磨き
- お風呂
- 脱いだ服を洗濯へ出す
- パジャマに着替える
- 明日の着替えを用意する
- 寝る前のトイレ
などでしょうか。
ここでのポイントは2つ。 1つ目はタスクを多くし過ぎないこと。 やってほしいことはいっぱいありますが、欲張らない。 あんまり多いと、大人と同じ様に子どももやる気をなくします。
もう一つのポイントは、「ご飯を食べる」や、「お風呂の後パジャマに着替える」など、 簡単に出来ることを混ぜておくことです。 簡単にやれるものが多いと、子どもはちょっとやる気がアップします。
その2:やることボードの作成
リストアップした項目で、やることボードを作っていきます。
こちらの記事でスタッフ森が作成していた『準備ボード』。マグネットを「準備物」から「やること」に変えれば、あっという間にやることボードの出来上がりです。

ボードを左右に分け、準備ができたら“できたよゾーン”にマグネットを移動させていた「準備ボード」。ここでは、表と裏で色が違う両面マグネットに、テプラで作ったやることのシールを貼り、子どもがやったら、ひっくり返す・・・という仕組みに。
達成したものは、ひっくり返して色が変わっているので、やったものとやっていないものが、 一目でわかります。
また、やることが、一覧になっていることによって、子どもも、言われなくても自分が何をやらないといけないのかがわかります。 次の日は、達成したものを、ひっくり返して、元にもどしていきます。
では、早速【やることボード】を作っていきましょう。
【用意するもの】

- マグネットボード
- 両面マグネット(裏と表で色が違うもの)
- ラベルライターと透明テープ
マグネットボードと両面マグネットは、100円ショップで購入できます。
【作り方】
- ラベルライターで、先ほど出した子どもにやってほしいリストの項目を各2枚ずつ作っていきます。(表用と裏用です)
※この時、まだ、習っていない漢字は、使用しないように気を付けましょう。 - 印刷したシールを両面マグネットに貼ります。
やったら、ひっくり返すだけ。やることボードの完成です!!

最近は、100円ショップでも、【やること・することマグネット】が購入可能。それを元に、足りない項目の分だけ自作すれば、もっと簡単に作れますね。
最初のうちは、一緒にやってあげましょう。 慣れてきたら、最初の声掛けだけに。 我が家は、兄弟二人で、どちらが先に全部ひっくり返るか、など競争してやっていることも多いです。
その3:やったら褒める
やらないと怒られるのに、やっても何も言われない。 むしろ、そのやり方やタイミングが遅いと怒られる時もある。
これでは、大人でもやりたくなくなってしまいますよね。 だからこそ、当たり前のことでもできた時の声がけがとっても大事なんです! これは、片づけでも同じこと。 声に出して伝えることが大切です。
「すごく早く終わったね」と褒めてあげたり、 「食器をもってきてくれてありがとう。とっても助かるよー」と感謝したり、 「これで、明日の準備はばっちりだね」と、結果を共有したり、驚いたり・・・ ママは、時には女優になることも必要ですね。
長男は、最初にきちんと置いた方が、後からいちいち片づけるよりも早いと気が付いたのか、 ランドセルは帰宅したら、定位置に戻すことが、すっかり習慣になりました。
この仕組みを作ってからは、脱いだ靴下が床に転がっていたとしても、 後でボードを見たときに直してくれるから、とおおらかに見ていられるようになり、 イライラが減りました。

子どものやりっ放しをなんとかしたい!!と思っている方の参考になればうれしいです。
毎日が快適に、ちょっと素敵な日々になりますように。


