子どものお手伝い力を育む!小学生が一人で料理ができるようになるまで
おはようございます、JUST SPACE代表 國松麻央です。
昔からお手伝い大好きな、我が家のムスコ。
まもなく小学校を卒業する年頃ですが、今では3つ口コンロを使いこなし、夕食の支度をしてくれるほどに。
でももちろん、ここまでサクッとできるようになったわけではありません。
そこで本日は”小学生がひとりで料理ができるようになるまで”に行った、我が家の工夫をご紹介いたします。

■モノと配置を知る
一人で料理ができるようになるには、「ママ、〇〇ってなに?」「ママ、〇〇ってどこ?」をなくすことが大切だと思っています。
ママのストレスを減らすためにも大事ですよね。笑
そのためには、まずは料理の見習い助手からスタートです!
初めの頃のお手伝いはあえて「お醤油取って!」「そこの引き出しからボウル出して!」と物の出し入れをお願いしました。
包丁を握ったり、コンロ前に立ちたい子どもはちょっと残念そうですが、これがとっても大事!

こうすることで自然とお酒とみりん、小松菜とほうれん草、あるいは小麦粉と片栗粉の違いなどを覚えることができます。
今時の子どもたちは、インターネットでレシピを検索なんてお手の物。自分で作りたいものがあれば自ら調べて持ってくることがあるほど。
加えて最近は動画で紹介されているものも多く、工程や材料を教える必要性をあまり感じなくなりました。
でも知識として知っていないと困るのは、こういったモノを知ること。そして、その収納場所を知っていることなんです。
ちょっとしたことですが、「自分ひとりでできること」は子どもにとっては大きな喜び。
そのためにも、こういった基本知識を自然と覚えてもらうことが大切ですね。
■ダンドリ重視!
一品だけを作るお手伝いなら問題ありませんが、ゴールが「夕食を作る」となると必要なのがダンドリ。
だから、”見習い助手”を卒業した頃から、積極的に料理を作る順番を教えていました。

例えば…
- お味噌汁なら先に作って食べる直前に温め直し
- お米は浸水や蒸らしが必要だから、先に始める
- 煮物を煮込んでいる間に炒め物ができる
などなど。
特に我が家ではお鍋が2つ、フライパンが2つのみ。
茹で野菜をする時は、お味噌汁を作る前にすることが必要。
そうしないと、お鍋が足りない…ということになってしまんです。
※そんなときはフライパンでも茹でられるよ!ということを教えることもできますね。
お手伝いの中で自然と流れを覚えていくことで、いつのまにか三口コンロをフル稼働させて料理できるまでになりました!
■思っ切り料理ができる空間を用意する
実は私は元々片づけが苦手。例に漏れずキッチンはモノだらけでした。
大人でも料理をすることにストレスフル。
子どもがやるとなると、なおさら!
しかも狭い空間でやらせていたらとても危険ですよね。
そこで5年ほど前、重い腰をあげキッチンのオーガナイズを行いました。
使っていないものは思い切って手放し、収納を整えて収める。
そして手に入れたのが「テーブルトップになるべくモノのないキッチン」でした。

作業スペースが広くなったキッチンでは、材料を準備したり作業をするのも余裕です!
また、料理後はまだまだコンロ周りに飛び散ったりと、汚すことも多い小学生コック。
コンロ周りにモノがなければ、ササーッと拭くだけでお掃除完了。
お手伝いをしてくれているのに「汚いっ!」なんて言いたくない。
出ているものをひとつひとつ拭き上げるのは、面倒くさがりの私には無理…
だから、ママも子どもも気持ちよくお手伝いしてもらうために、思いっきり料理してもらえるスッキリ空間が必要不可欠なのです。
手際よく料理ができるようになるためには、レシピを覚えることよりも大切なことがたくさん!
モノや段取りを知っていると、子どもの「できる!」という意識がどんどんと芽生えていきます。
「料理って楽しい!」「もっとお手伝いしたい!」と思ってくれたら嬉しいですよね。
ぜひ、環境を整えてお子様のお手伝い力を育んでみてはいかがでしょうか。
毎日が快適に、ちょっと素敵な日々になりますように!
次回は3月16日、【もう一品を楽々に!失敗なしの時短料理アイテムで夕食作りをストレスフリーに】をお届けいたします。
忙しいママ、料理が苦手な方にとって知っておきたいのが「絶対に失敗しない時短料理レシピ」。そんな嬉しい料理の秘密をご紹介いたします!
お楽しみに!


