もう、まとめ買いで困らない!食材を使い切る献立作りと冷蔵庫収納法
おはようございます、鈴木裕子です。
感染症の拡大防止のため、生活が一変しましたね。食材の購入に関しては、スーパーに行く頻度を減らしてまとめ買いしたり、ネットスーパーを利用することが日常的になりました。
毎日のようにスーパーに行っていた我が家も、週に一度のまとめ買いが新しい習慣になっています。
しかし、冷蔵庫がぎゅうぎゅうになるほどのまとめ買いは、冷蔵庫内が使いにくくなる上に、食べきれず食品ロスにつながる場合も。
そこで本日は、食材のまとめ買いのコツと食材を使いきれる冷蔵庫収納法をお伝えいたします。
Contents
■まとめ買いの前にする3つのコツ
ー買い物前に冷蔵庫をリセットするー
我が家は、日曜に一週間分の買い出しに行きます。(食パンなどが必要な場合は週半ばにも)
まとめ買い生活を始めてからわかったのですが、まとめ買いに行く直前は冷蔵庫からほとんどの食品がなくなるんですね!当たり前のことなのに、毎日のように買い物に行っていた頃には気づきもしませんでした。
冷蔵庫に空きができる今は、買い物に行く前に冷蔵庫の掃除ができるようになりました。
生ものや食べかけ食材がなくなった庫内をアルコールスプレーで拭き掃除します。コロナ禍以降は、冷蔵庫の扉のアルコール除菌はしていたのですが、一週間に一度、庫内全体の除菌ができるのは気持ちいいですね!
また、取り出せる引き出しは洗っておきます。

こまめに洗えるようになったので、汚れがこびりつくこともなく、軽く洗い流すだけでOKになりました。
ー買い物リストは簡単入力でー
掃除と並行して在庫をチェックし、買い物リストを作ります。
私は、スマホのメモアプリを使っているだけなのですが、これが意外と便利なんです。

頻繁に購入する食材=定番の食材をあらかじめリスト化しておき、冷蔵庫や食品庫を見ながらチェックボックスにチェックを入れていくだけ。
ポイントは、よく買い物に行くスーパーの入り口からの配置に従ってリストを並べていること!
メモを見ながらいつものルートで進んでいけば買い忘れもありません。旬の美味しそうな食材を見つけたら追加購入したりもしますが、短時間で効率よく買い物が済むようになりました。
ー平日の主菜をルーティン化するー
まとめ買いの最大の難しさは、一週間に必要な食材を買い揃えることではないでしょうか。
家族には、日替わりで様々な料理を食べさせてあげたいのは山々ですが、日々の献立を考えるだけでも一苦労なのに、一週間分の献立を立てるなんて正直頭が痛い!
しかし、よくよく考えてみると、我が家は夫と娘の好き嫌いが多いので、家族みんなが満足できるメニューが少ないということに気づきました。それなら、その少ないメニューをルーティン化すればいいんです!
ということで、平日の献立をざっくり決めることにしました。と言っても、その日の気分や疲労度によっては食べたいものが変わる場合もあるので、主菜の材料を固定するだけです。
- 月)鮭・白身魚 (ちゃんちゃん焼き、鱈のホイル焼きなど)
- 火)ひき肉 (焼売、肉じゃが、麻婆豆腐など)
- 水)冷凍青魚 (焼き塩さば、アジフライなど)
- 木)フリー (カレー、グラタン、冷凍餃子などの楽チンメニュー)
- 金)冷凍鶏肉 (唐揚げ、照り焼き、トマト煮など)
- 土)鍋もの (またはベランダBBQなど、冷蔵庫の余り食材を使い切るメニュー)
- 日)お楽しみメニュー (手巻き寿司、お好み焼き、たこ焼き、オーブン料理など)
曜日で主菜の材料を決めてしまえば、一から献立を立てていくよりも、ぐっと簡単に立てやすくなります。
主菜メニューに必要な食材は、メインとなる肉と魚の他には、調味料に生姜やネギ、定番購入する野菜などと合わせれば作れるので、食材が足りなくて困るということもありません。
一方副菜作りは、すっかりレシピ動画アプリのお世話になっています。主菜を選択し、副菜に使いたい手持ちの食材を入力すれば、主菜に合うレシピを提案してくれます。便利すぎてびっくりです。
週の初めは傷みやすい生魚やひき肉料理にし、土曜は冷蔵庫の食材を使いきる日と決めたら、冷蔵庫の食材を使いきれないということもなくなりました!
■冷蔵庫はゆるいエリア分けと鮮度長持ち法で効率よく収納を
ーすぐに食べる食材はすぐ目に入るエリアに集結ー
さて、まとめ買いをしてきたら、食材を冷蔵庫に収納していきます。
自宅での食事が増えて、食材の出し入れ回数も頻繁になり、ただ食材を冷蔵庫に入れただけでは効率的に使いこなすのが難しくなりましたよね。
みなさんの冷蔵庫、ゴールデンゾーンと言われる手に取りやすい高さには何が入っていますか?
我が家は、賞味期限が近い食材や使いかけ、またオンライン授業の多い娘にお昼に食べて欲しい食材などを入れています。

一番上の手が届きにくいエリアには、賞味期限の長い食材や届きにくくても子どもが勝手に食べてくれるゼリーやフルーツなどを。
このとき、細かすぎずにゆるくエリア分けするのがポイント。
リスト化して購入した食材でも、季節によってはサイズが大きかったり、必要な量が変わったりするので、庫内全体をトレイやカゴで仕切るのはやめました。
ただ、その日のうちに使い切りたい食材はトレイにまとめておくと、埋没することなくすぐに取り出せて便利ですね。

ー収納前の一手間で鮮度をキープー
以前、葉物野菜をすぐに使わないときは濡らした新聞紙で包んでから保存するとご紹介しました。
まとめ買いをするようになった現在は、鮮度を保持する機能があるビニール袋に入れています。

サイズによりますが、1枚1円〜2円ほどとうれしい価格帯!入れるだけでフレッシュさを保てるうえ、冷蔵庫の汚れ防止にもなります。
また、ミニトマトはヘタを取って洗ってから保存したり、劣化が早い油揚げやシュレッドチーズは小分けにしてから冷凍保存するなどして、無駄なく美味しく食べきるように心がけています。

ー第二の冷蔵庫、クーラーボックスー
食べ盛りの子どもたちのいる我が家、まとめ買い直後は食材が冷蔵庫に入りきりません。
初めの頃は、ゆるくエリア分けした所に関係のない野菜などを詰め込んでいたのですが、隙のないぎゅうぎゅうの冷蔵庫ははっきり言って使いにくい!
そこで、ダイニングにキャンプ用のクーラーボックスを設置しました。

アウトドア用の大きな保冷剤を二つ入れて、庫内の温度を計測したところ8度前後。まずまずの保冷力ではないでしょうか。

傷みやすいもやしなどは入れず、丈夫そうなキャベツやネギ、人参などを保存。保冷剤を交換する手間もあるので、冷蔵庫に空きが出来次第、冷蔵庫に移動します。
冷蔵庫は簡単には買い替えも難しいので、しばらくクーラーボックスを常置してやりくりしようと思います。
新しい生活様式により外出自粛が求められている今、スーパーへの買い出しの回数はできるだけ減らしたいもの。
ご家庭に合ったまとめ買いのテクニックと冷蔵庫収納の見直しで、効率的に食材を使いきれるとよいですね。
毎日が快適に、ちょっと素敵な日々になりますように!

鈴木 裕子
「暮らしをスリムにする仕組みづくり」で、毎日自分にゆとりをもたらすサポートが得意。
プチプラを中心とした着こなしは、誰でも取り入れやすく、スタイルアップして見えると人気!
ブログ:くらしスリム

