防災から防犯まで!?飛散防止フィルムを貼りました。
おはようございます。天田真帆です。
9月は防災月間ですが、ご自宅の備えは進んでいらっしゃいますか?
我が家は昨年の夏に防災リュックと食材のストックの見直しを行い、この夏はベランダに面した窓ガラスに飛散防止フィルムを貼りました。これで安心と言えるわけではありませんが、ずっと気になっていた備えができて少しほっとしています。
今日は、災害の備えの中でも少し大きなアイテム。窓ガラスの飛散防止フィルムについてお伝えします。

■なぜ飛散防止フィルム?
我が家が飛散防止フィルムを貼った目的は、大きく二つあります。

まず一つ目が、強風対策。いつからでしょうか?竜巻が起こる頻度が高く感じるようになったのは。強い風が吹いているかと思うと、あちこちで竜巻の予報が見られます。
窓ガラスが割れる原因の一つが、台風や竜巻・突風などの風によるものだそうです。 想像も出来ませんが、海沿いの地域では強風で窓ガラスがたわむこともあるとのこと。
我が家は内陸の集合住宅(マンション)の一室です。周囲は建物に囲まれていますが、ベランダに面している方向に空きスペースがあります。あまりに風が強い日には、風の向きによってそこから何か飛んで来るのではないかと心配していました。
もう一つが、地震対策。転倒した家具が窓に当たって割れてしまう事だけでなく、強い揺れの際に生じる窓枠の歪みから窓ガラスに負荷がかり割れてしまうこともあるそうです。
地震を想定した場合、我が家の主となる避難経路はベランダと反対に位置する玄関になります。とはいえ、何が起きるのか想定できないのが災害。
火災などでベランダ側からの避難が必要になった際、床に窓ガラスが粉々に飛び散っていては危険です。靴を履いて避難が出来たとしても安全とは言い切れませんし、砕け散った窓ガラスを目にした際の気持ちの面の負担も大きいのではないかと思います。 また、在宅避難となった場合を想定しても、飛散していないに越したことはないですね。
ということで我が家は、大きな買い物ではありますがいざという時の備えに必要なモノだと判断し購入に踏み切りました。 ご自宅の場所や造りによって必要かどうか、一度調べてみたりご家族で話し合ってみるととよいですね。
■自分で貼る?業者さんにお願いする?
飛散防止フィルムを貼ることを決定し、次に考えたのが『誰が貼るか』ということ。
我が家夫婦は、アクセサリーやプラモデルと言った小物作りは好きなものの、家具に関しては、カラーボックスを作る程度。以前娘の学習机を購入して組み立てた際に、DIYはあまり向かないと判断していました。
加えて、今回フィルムを貼りたいのはリビングと隣室のベランダに面したガラス窓という、日々目にする場所。うまく貼れていないとストレスを感じる事が想定されたので、我が家は迷わず業者さんに依頼することを選びました。
マンションの提携業者さんにお願いし、7月の終わりに電話でご連絡をしたところ、1週間後に見積もりに着ていただき、施工日はその1週間後とトータル2週間で完了。時期によっては中々予約が取れなくなるとの事でしたので、依頼される場合は、台風や長雨の時期の前に早めに相談をされると良さそうです。
作業日当日は、全体で1時間半程で我が家の窓4枚と隙間のスペースが完了するスピーディーさと、プロだからこそのとっても美しい仕上がり!

フィルムを貼る前に丁寧に拭き掃除をして下さるのも嬉しいところです。
窓ガラスの掃除を綺麗に仕上げるポイントは、最後にキッチンペーパーで水気をふき取ることだそうですよ。
フィルム自体はホームセンターでも販売されており、貼り方の説明や動画がホームページに掲載されているため、DIYがお得意な方、コスト重視の方にはご自身で貼るという選択もありますね。
■飛散防止フィルムの選び方
一口に飛散防止フィルムと言っても、種類が色々とあるようです。
私が調べた中で見かけた機能は、飛散防止・紫外線カット・遮熱・防犯、そして防虫というものも!
- 飛散防止:ガラスが割れてしまった際の飛び散りを抑える効果
- 紫外線カット:窓からの紫外線をカットし、肌の日焼けや家具・フローリングの日焼け・変色を押さえる効果
- 遮熱:日射(赤外線)をカットする効果(陽ざしによる熱を抑える)
- 防犯:フィルムの強度がより強く、ガラスやぶりが困難になる(焼き破りにも対応)
- 防虫:室外の虫の寄付きを抑える効果(虫が反応する、室内照明からの近紫外線をカット)
我が家は強風・地震時の飛散防止が目的でしたので、一番機能がシンプルなタイプを選びましたが、それでも紫外線カット効果がついていました。目的は防災でしたが、これは嬉しいオマケに。
飛散防止フィルムは防犯を目的としているものではないため、防犯対策も検討されている場合は防犯フィルムを選ばれると良いようです。

フィルムの厚みも種類があるようですので、ご自宅に必要な備えに応じてフィルムを検討なさってくださいね。
忙しい毎日の中で、つい後回しになりがちな災害への備え。 万が一の時に少しでも落ち着いて行動できるように、日頃から安心を作っておきたいですね。
毎日が快適に、ちょっと素敵な日々になりますように。

天田 真帆
家族に寄り添う収納アイディアが好評!
クローゼットオーガナイザー・骨格スタイルアドバイザーとして、ファッションから暮らしを彩るアドバイスをお届けしている。

